どんなことを考えてブログを?

何でブログやってるの?

読んでいただいて、ありがとうございます。三谷朗裕(あきひろ)と申します。

名前の影響から?「朗らかに」をモットーに生きています。

 

朗らかに生きるって、何なんだって話ですが、僕の場合「なるほど!」という瞬間を大切にしています。

 

なるほど!を読み解いてみると、自分と違う考え方や知らなかったものに触れることに繋がるような気がしていて。

文章だと「それが言いたかった!」に近い。

物だと「そういうものが欲しかった!」に近い。

人の意見を聞いて「なるほどそう来たか!」にも近い。

 

何かに出会って初めてそれを欲していたと知るってあると思うんです。

そんな、驚きと感動の「なるほど!」にもっともっと触れていきたい。

「なるほど!」と思ったことの記録をしたい。そんなブログです。

どんなひと?

・生まれと育ち

1978年香川県に生まれ、高校卒業を機に「本州に住みたい!」と島国四国を脱出。
脱出先は、岡山。(そのころは引っ込み思案で人見知りな自分には都市デビューはできないと思っていました)
高校(商業科)で知った簿記会計の専門学校で会計を学び就職。

今年で就職して20年を迎え、大人の20台が始まりました。
2016年から岡山経済新聞のライターチームに参加しています。

 

・生きるを楽しむことが「趣味」の言葉の定義

子どものころから「趣味」という言葉をなんだか考える事が多かったように思います。
その移り変わりをもって自己紹介としてみようと思う。

 

趣味を漢字の見た目から、走って取りたいモノだと思っていた時期があります。
「mixi」のコミュニティを通じて、万年筆での手紙や絵ハガキの交換にハマったり。
「yahoo!掲示板」を通じて、ボウリングを月に100ゲーム以上を投げこんだり。
「facebookページ」でマラソンサークルに出会い、市民マラソンに挑戦したり。
していました。

何か面白いことをやりたいと、夢中になることを探してやってみた時期。

 

「趣味は走ってるとモノじゃないのかも」と思い始めたのは2015年初夏。
図書館で手に取った「自然農という生き方 川口由一・辻信一 大月書店」がキッカケでした。
その後「半農半Xという生き方 塩見 直紀 ソニーマガジンズ」にも出会う。

その影響ですぐに、近所に畑を借りて週末農を始めました。
鍬とスコップだけで15種類ほどの夏野菜を栽培。

ひょろ長いのがヘビウリです。キュウリみたいなウリみたいな味がします。シャキシャキしておいしい。

毎週日曜日は畑で野良仕事。
水やりにも行けないので、水分は雨頼みでした。
雨が降って嬉しいと感じたのはこの時が初めてだったなー。

育った野菜を収穫する喜びは格別で。
細くて曲がったニンジンも。大きくなりすぎたナスビも。びっくりするほど長いヘビウリも。
夏場なのにめちゃめちゃ元気に育つ、空心菜も全部おいしい。

ニンジンの花が綺麗なこと。
ナスのトゲが痛いこと。
のどがカラカラの野良仕事のあとに食べるトマトは涙が出るほどおいしいこと。
を知りました。

調理する楽しさに目覚めたのもこの時期。
一番好きな料理は、香辛料で作るカレー。
クミンが多めでコリアンダーは少し。大量のタマネギと完熟トマトを使ったカレーがお気に入りです。
具材は畑でその日に採れた野菜の野菜カレーです。

手のひらサイズの坊ちゃんカボチャがイチオシ。やわらかくて甘いんです。

食べるものって必須じゃないですか。
お腹が空くと動けなくなっちゃうし。

その時、おいしいお店を知っていることも大事だと思うんだけど、食べ物を育てて収穫することは生きる事に近い。
走って取るものじゃなくて、淡々と続けることを趣味と言っていいんじゃないかと思ったんです。

何かの活動をすることではなくて、何を大切にしてどんな時に心地いいか。
そういうことを続ける事、続けたいと思うことが「趣味」という言葉の理解でいいんじゃないでしょうか。

自分の趣味というか生き方は、食べ物と共に生きる事になった。
そしてもう一つ。

自分ではない誰かは、何を「趣味」にしているのか。
何を大切にしてどんな時に心地いいか
そうやって生きてきた軌跡を眺めてみたら何が浮き出てくるのか。
そんなことを尋ねたいという想いが沸いてきています。

だから、いろんなことに首を突っ込みながら記録をしていきたい。
そう考えると人に物事を尋ねるライターに携われたこと、本当にありがたい。

 

 2017.4.21 開始
2018.3.22 更新

三 谷 朗 裕