岡山のグルメブロガー「きーたん」が語る ブログを楽しむ為の道しるべ

プロ棋士界が話題の今日この頃、岡山が誇る大山名人の記念館がある倉敷市芸文館で開かれた「第3回岡山ブログカレッジ」に参加してきました。

岡山ブログカレッジは、ブログを通じて「生きる」を楽しむ仲間の集う有料コミュニティ。
様々なテーマや特色を持つブロガー5人が主催。月に1度倉敷市で開催されます。通称「岡ブロ」

今回の講師は、主催メンバーのひとり、グルメブロガーのきーたんさん。
テーマは「差がつくグルメブログのコツを学ぼう」です。

話の内容はグルメブログのコツだけではなくブログを楽しみながら続けるコツの話。生活の中で大切にしている考え方やポリシーの伝わる講演です。
出来るだけ細かくレポートしたいと思います。

 

「きーたんの紹介」

石原良純さんによく似た(自称!それを超えてる)イケメン。
「岡山 グルメ ブログ」で検索すると一番上に表示される、「おかやま名店道しるべ」の作者。

岡山生まれで関東育ち。岡山へ帰郷して農産物の販売の会社に就職。
「仕事で取り扱う農産物のブログ」「学生時代から好き趣味のデニムのブログ」「食べ歩きが好きだったことからグルメブログ」を開始するが、続けるうちに失敗を自覚したという。
対策として、「好き」×「得意」×「市場」のリサーチをして、一番反応があったグルメブログに焦点を絞る。

「okayamagourmet.com」のドメイン取得から3年で約1,000記事を達成。(現在は1,353記事)

その実績から、「ぐるなび」が運営するグルメメディア「みんなのごはん」から記事の依頼や、岡山の山陽放送のテレビ番組「VOICE愛(ラブ)」から出演依頼が届くなど、ブログをきっかけに活動の幅を広げている。

2016年から鍼灸師になるべく学校に通いながら、学生、会社員、ライター、ブロガーなど、いくつもの「わらじ」を履きこなしている。

 

「講演内容」

(第2回岡ブロの後半、次回予告として話をした内容を含む)
きーたんさんがブログを始め、失敗し、方向性を定めてまい進する様を赤裸々に公開する講演でした。
内容を箇条書きで紹介します。

ブログを始めるに当たって考えた3つのこと
・自分が好きなこと、興味があることをテーマにすること
・ある程度は集客が見込めるテーマを選ぶこと
・書くことで誰かの役に立つものを書くこと

ブログを続ける目的
・ブログを通じて自分を知ってもらうこと。

 

グルメブログに焦点を絞るに当たってしたリサーチ
・既に綴られているグルメブログの検索(敵を知る!)
・自分が狙う検索キーワードを探す(グルメじゃ果てしないなら「岡山 グルメ」でどうかとか)
・自分にできて他ブログにないことを検討

 

見つけ出した戦略
・実名、顔写真を公表する(お店側にも情報を読む側にも信頼度が高まる)
・各種SNSを活用する
・おいしそうな写真の撮り方を学ぶ
・守備する地域を限定する(岡山特化型)
・独自ドメインを取得する

 

これら戦略を守り1年足らずで岡山でのグルメブログの上位に。
「食べログ」のブログランキング全国TOP10にも入ったりも。

失敗を振り返り、ブログで何をしたいか、誰に届けるか。ライバルに勝てる場所は。
勝つために自分が出来ることは?を見つめ続けた結果が現在の立ち位置なんだなと納得。

ここまでが戦略的なところ。

ここからは戦略を推し進めるポリシーと考え方を紹介します。

考え方、視点
・いいと感じるものから学ぶ姿勢
技術はいいなと思うサイトや写真から学び、自分でもやってみる

・何を伝えるかを考える
グルメブログは読者に代わりお店を体験して、読者の背中の後押しをするための情報を伝えるものという視点をもつ

・お店をリスペクトする
美味しいから、変わっているから、綺麗だからとリスペクトするのではなく、そこにあることをリスペクトする。

 

 

「ワークショップ」

文章ばかりのブログをここまで読んで下さりありがとうございます。
ワークショップの説明も終わりです。

実は「講演内容」で、きーたんが実践した「グルメブログに焦点を絞るに当たってしたリサーチ」
これを当日の参加者14人の参加者を3チームに分けて実践したんです。

チームの代表者を決め、その人のブログテーマを題材に話し合いました。
みんなで意見を出し合い、この方向性はどうだろうと検討するワークショップ。
1人でリサーチ作業をするのとはまた違う。
自分が思いもよらない考えや視点が出てくるのが本当に面白い。

最後にチームごとに発表をしました。
ここでも、同じチームメンバーの類まれな発表力に触れた。

仲良くなったみんなで集まってちょくちょく開催したい位に楽しいワーク。
得意を持ち寄るって大切かも。

「まとめ」

講演では、グルメブログのコツ体裁をとりながらも、ブログを通じて人を関わることを語ったきーたんさん。写真の撮り方や加工といった技術的な点も秀逸でなんども「確かに。」って頷いた。

こうして記事を書きながら振り返ってみると、
やったことを言って聞かせて、参加者にやってもらう。そんな会でした。

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば人は動かじ」という山本五十六の言葉がぴったり来る感じ。でも少しだけ違う。

それは、誰か一人が「やってみせる」をしていない所。
それぞれが「やって見せて、言って聞かせている」そんなコミュニティと感じました。

きーたんが居て、岡ブロがあって。岡ブロがあってきーたんがいる。みたいな?
わかんないですよね・・・笑
この人たちだからこそこの雰囲気みたいな?

よくわからなくなってきました。

気になる方は、是非体験をしてみてください。

次回、第4回 岡山ブログカレッジは7月16日。
奥野大児さん来岡!『プロに質問!楽しく運営するブログのルール』です。

iOSの方向性が見えた。WWDC2013基調講演の発表内容の振り返りと雑感

 

記事を書いていて知ったこと。(これメジャーなの?)

「やってみせ・・・」には続きがある。
気に入ったのでシェアしておこうと思います。

「やって見せ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

山本五十六名言集(http://www.ym56.net/meigen.html)より

 

 

 

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