「レンタルおじさん」て知ってますか?
自分の時間を貸し出す活動で、1年ほどまえからちらほら見かけるような気がしています。
僕は、1日を50円で売る活動をしている東大生が岡山の小学生に会いに来たブログを読んで、レンタルおじさんという活動を知りました。
「これ、絶対面白い!!!レンタルしてみたい!」
と思って居たら、
現れました!岡山でレンタルおじさんをはじめる変わった人。
その方は、
岡山県玉野市でねじ屋を経営し、TreasureHunter’sBLOGの管理人でもある宮脇さん。
会社の経営者で、トレジャーハンターブログの管理人。
「面白そうだったから」なんて軽い気持ちで申し込みました。
おじさんのレンタルを申し込んだ。
とある会社のCEOの時間を2時間も!自分の中からどんな事が掘り起こせるだろう。#レンタルおじさん #岡山
— 三谷朗裕 (@hogaraka3) May 12, 2017
なぜレンタルおじさんを?
僕の依頼は
「2時間程度、カフェで話に付き合ってほしい」です。
何でレンタルおじさんとか始めるんだろう?
会社の経営者が1時間1000円少々とか安すぎる。活動自体を楽しんでいるとしか思えない。
レンタルおじさんの活動そのものを取材をさせてもらえたらそれも面白いな。なんて思いながら当日を迎えました。
結果。
あっという間の2時間。
LINEやメールではないリアルな場だからこその話や、思いついた話を互いに話す時間になりました。
人と話しをしていると、説明をしているうちに頭の中で整理がすすんだりしますよね。
あと、脳内が活発に活動しすぎて脳みそが気だるくなりました。
話は多岐にわたって広がったり縮んだり。
もし、第3者がいて話を聞いていたら、当たり障りのない話を延々していたように見えたかもしれませんね。
いやー楽しかったです。
いつか、僕もレンタルおじさんやってみようかな-!
「レンタルおじさん」について取材してみた
宮さん 目的のひとつは、自分とは違う価値観に出会うこと。宮さん 時には苦行に感じることもあるかもしれないけれど、その先にはそれすらも楽しめる自分が見える宮さん 基本的に「楽しい」とか「得意」を伸ばす方を大切にしてる。でも、楽しさが先に見える時には苦手なことにも挑んでいる。でも、ダメならすぐやめたらいい
感想
文章にするより言葉にする方が簡単。それがリアルのよさだと思います。
文通よりもLINEよりも断然、レンタルおじさん!
アドバイスを受けるとか相談するというスタンスではなく、敷居を低く緩やかにがちょうどいい。
そっかー緩やかでちょうどいい関わり方かー。なんて考えていたら、ひとつ本を思い出しました。
徳島県の海部町は、全国の中で自殺率が低いことはもちろんのこと、同じ徳島の隣町と比べても低い町です。
その原因を共に暮らしながら、調査研究する様子が書かれています。
この本の中で、海部の人々の生活には「人と自分は考え方や感じ方が違う」という考え方が浸透していると書かれています。
それって、人と自分は違う考え方を持っていることを納得している。それでも一緒に暮らせばいいと思っている。ということですよね。
この考え方って、レンタルおじさんに近しく無いですか?
海部の町の人も、レンタルおじさんも、何か特別なことができるから話を聞く訳じゃない。
でも一緒に時間を過ごす。その緩やかな関係が近しいと思います。
前回の「生きることに意味がある話」でもあったけど、場所がある(人が居る)だけでワクワクできる。意味がある。
そう思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
当日のことをブログに掲載してもらえました!ありがとうございます。